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takeshiba

@takeshishibata4

邦画、洋画を問わずコメディ、歴史もの、サスペンス、アクション、ドラマなどの映画が大好きです。ただ日本映画愛が強いので昔の古い日本映画の話が中心になるかも。面白い作品等教えていただけるとうれしいです。

Joined November 2018
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ジョゼフ・ロージー監督 『召使(1963)』 アフリカ帰りで上流階級の若い事業家は召使いを雇い入れるが…。 構図、音楽でスタイリッシュな雰囲気を醸しつつ、主人の寝室に飾られた写真等、意味深なカット。様々な解釈可能で煙に巻かれる。また、ダークボガートの怪しさと共に、人間不信に満ちている。


市川準監督 『東京兄妹(1995)』 昔は過大評価と思いつつ好きな監督だった。両親を亡くし、妹を養う兄は恋人にふられ、妹は友人と同棲をはじめ…。日常の一コマ重視、余計な説明は省く。所々小津を意識しているが、透明感ある監督らしい作品。兄妹の相互依存と反発、分かり易くは無いがじわじわくる。


ジッロ・ポンテコルヴォ監督 『アルジェの戦い(1966)』 仏からのアルジェリア独立運動をリアルなタッチで描く。伊で製作は興味深い。当事者である多くの市民が参加して臨場感と緊迫感を生み、物語は仏軍中佐とレジスタンスの男を中心に展開され、ドラマとしても面白い。Eモリコーネの音楽は耳に残る。


ジャン・リュック・ゴダール監督 『ウィークエンド(1967)』 妻の父の危篤により遺産目当ての夫婦は、急ぎ車を飛ばすが…。徹底した強欲悪党夫婦が巻き込まれる事故等。この繰り返しにより印象が残虐→滑稽へと変化、ポップに描く世紀末思想。ドラマ・前衛・イデオロギーの融和が愉しい作品。


増村保造監督 『盲獣(1969)』 昔、耐性の乏しかった私にはトラウマ映画となった(未再見)。江戸川乱歩原作。盲目の芸術家(船越英二)と母は、若い女性(緑 魔子)を監禁するが…。屋内の人体オブジェは作品の芸術性を高めた圧倒的印象。かなりの変態映画であるが、この世界観は一度観たら忘れない。


ルネ・クレール監督 『夜ごとの美女(1952) 監督らしいミュージカルコメディ。貧しい音楽家の青年は夢で出会う女性達と音楽に満ちた時を過ごすが…。日本のアニメが得意な夢と現実の交錯、だがそこは仏的でロマンティックな色付け。下世話になり易い題材でも崇高さを感じるのは巨匠の手腕。


ジャン=ピエール・ジュネ他監督 『ロスト チルドレン(1995)』 誘拐された幼い弟を怪力男の兄が救出する近未来ファンタジー。野性的なTウェイツを想わせるRパールマン主演で在り来たりは無いか。暗くジメジメした空間、中世的機械仕掛け、ゴルチエの衣装、異形キャラ等ビジュアルへのこだわりは必見。


フェデリコ・フェリーニ監督 『青春群像(1953 )』 田舎町に暮らす若者たちの青春とカーニバル。祭りのあと、現実に戻っていく若者と、ファンタジーの中で生きる若者。道徳観を若干残して描かれる堕落、快楽と思慮深さの狭間で揺れ動く様を、統一感なくシーンの羅列で表現。フェリーニらしさの原点か。


ロベール・ブレッソン監督 『ジャンヌ・ダルク裁判(1962)』 61分と短く当時の宗教裁判記録を元に構成してるが、非常に好きな作品。監督のジャンヌ像は、死への恐れを抱きつつも凜とした立ち居振る舞いで、画面に変化なくても力強い画。有名な歴史的事実も淡々と積み上げ、知的好奇心を満たす高尚さ。


加藤泰監督 『沓掛時次郎 遊侠一匹(1966)』 同監督では外せない名作。一宿一飯の恩義から殺めた男に頼まれ、妻子の面倒をみる時次郎だが…。冒頭20分出演の渥美清が強烈な印象で加藤作品?と思う程。その後は中村錦之助と監督の世界観。時次郎の秘めた想いを飲み屋の女将に語るシーンは秀逸。


スティーブン・スピルバーグ監督 『カラーパープル(1985)』 監督初の人間ドラマ。1900年初頭、黒人社会の闇と女性の自立を描く。Wゴールドバーグのいじらしい演技は魅力。当時賞狙い、何故白人が撮るか等様々なバイアス。その為、素で再観。『戦火の馬』『シンドラー~』の重厚感と異なる若々しさ。


プレストン・スタージェス監督 『サリヴァンの旅(1941)』 映画監督は貧困を描くため、偶然出会った女優志願の娘と浮浪者の旅に出るが…。スラップスティックかと思いきやスクリューボール、面白い事は詰め込む姿勢が好き。Jマクリーとの身長差で子供のようなVレイク。Aラッドとのコンビが最良か。


市川崑監督 『穴(1957)』 ポップな犯罪コメディ。女性ジャーナリストは、1ヵ月世間から逃げ懸賞金が貰える企画を雑誌に売り込むが、犯罪に巻き込まれ…。マンガ的荒唐無稽さで目まぐるしい展開の脚本は出色。最大の魅力は仮面顔の印象強い京マチ子ならではの七変化。様々な顔が見られ、お得感あり。


ウィリアム・ワイラー監督 『偽りの花園(1941)』 常に「格調高さ」に唸ってしまう監督。清々しいくらいの悪徳3兄妹。お金をめぐる悪巧みに巻き込まれる悪女Bデイビスの夫と娘。最後に娘が母に告げた言葉「怖いの?ママ」。悪女の微妙な心境の変化を見事に切り取る。ワイラー節を凝縮した様な作品。


ジュールズ・ダッシン監督 『深夜復讐便(1949)』 様式的要素を排して臨場感を生む好きな監督。リンゴの仲買輸送で一攫千金を狙う一方、父の敵討ちを目論む男。Rコンテの周りはだまし騙される人々の人間模様。復讐を忘れる程の紆余曲折、悪く言えばとっちらかった脚本が何故か面白く作品の魅力。


ロバート・アルドリッチ監督 『合衆国最後の日(1977)』 多分最初に観た同監督作。元空軍高官Bランカスターは核施設を占拠し機密文書の公表を要求するが…。アクションは乏しく陳腐さもあるが、当時大好きだった大統領Cダーニングの苦悩等、緊迫感を持続させる演出力は流石。今観ても面白い。


ジョン・カサヴェテス監督 『こわれゆく女(1974) ドラマティックな展開は抑えて家族を描く。3人の子供を持つ、こわれゆく母親ジーナローランズの顔芸は見事。相対する大人、相対する子供との距離感の対比、さらに子供との関係性描写は出色。妻を支える夫Pフォーク、不器用でも偽りの無い愛は沁みる。


野村芳太郎監督 『拝啓 天皇陛下様(1963)』 劇中にもあるが、のらくろ風兵隊さん喜劇。同監督と山田洋次監督の関係性はルビッチとワイルダー的か。野村監督から多くを学んだのだろうと妄想。昔から大好きな作品だが渥美清の存在感は寅さん以外を観るとより実感。ただキャラは寅さんの原型。


溝口健二監督 『愛怨峡(1937)』 初期の溝口作品ではカメラワークに依存しない演出を堪能できる。信州の若旦那と上京した女は捨てられ、水商売で子供を養うが彼女を見守るアコーディオン奏者と漫才を始め…。都会と田舎の対比、女の意地と男の優しさ。意表を突いた夫婦?漫才の舞台になぜか見入る。


フリッツ・ラング監督 『復讐は俺に任せろ(1953)』 妻がギャングに殺害され、警察上層部も関与、復讐を誓うグレンフォード演じる元刑事。物語はシンプルだが、ギャングの愛人Gグレアムの存在がこの作品の肝。おバカキャラ的登場の後、紆余曲折あり元刑事の側に。信頼関係が築かれる過程が興味深い。


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