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幻怪短編三昧

@tanpenzanmaikyo

短編小説毎日一編以上読んで覚書感想アカウント。または積読本や堆積本層の読み返し。怪奇、幻想、SF、冒険、推理等を中心ですが、ジャンルは問わず読み、夢想や幻視、啓示的な奇妙な味があるものが好み。ユートピア、コスモロジー、ハイファンタジーは専門です。究極は、SF作家たちの見果てぬ様々な未来史の姿に魅かれています。

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#名刺代わりの小説10選 1.アルクトゥールスへの旅 デビッド・リンゼイ 2.カシオペアのψ C.I.ドフォントネー 3.シカスタ―アルゴ座のカノープス ドリス・レッシング 4.スターメイカー オラフ・ステープルドン 5.沈黙の惑星を離れて―マラカンドラ C.S.ルイス


「ドーラ」ミュリエル・スパーク(Muriel Spark,1918-2006)大津栄一郎/訳 『イギリス短編24』所収 忘れられて久しい作家の中年独り身の娘、 いま活躍している作家の若い娘と付き合い、文学作家研究を志し立ち回る若い男、この三者の微妙な関係性を鋭利な洞察で語る。作家入れると五者か

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「確実な人生」ショーン・オフェイロン(Sean O’Faolain,1900-1991) 『20世紀イギリス短編選』下巻所収 三角関係を制したヒロイン=ジェニーは、12年間の確実な人生に倦み、夫のビリーが一週間だけ死んでくれないかと口にし、昔の男友に抱かれようとするが... 『アイルランド短編選』に別作品収録

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「あいつらのジャズ」ジーン・リース 『20世紀イギリス短編選』下巻所収 亜紀書房『ジーン・リース短編集』では 「あいつらにはジャズって呼ばせとけ」のタイトル 主人公セリナ・デイヴィスは、作者の分身と言われていて、街中で負け犬のような貧乏生活に擦れた感じは、岩波版のがそう感じるかなぁ。

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国別の幻想小説アンソロジーでも最高峰が 『世界幻想文学大系』のこの5冊かなぁ。 でも、白水社の現代幻想小説70年代のハードカバー版も凄い事がわかった。 若い頃は、怪奇か恐怖どまりで、幻想となるといまいちわからなかったのだが、齢を経て堪能できる幅が拡がった。 二度三度読めば、また違う。

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「スコット・キングの現代ヨーロッパ」 イーヴリン・ウォー 吉田健一/訳 『イギリス短編24』所収 英国のパブリック・スクールのしがない古典教師がヨーロッパの架空の国ニュートラリアに招かれ、そこで政治紛争に巻き込まれる悲喜劇。一種のディストピアもので中編を吉田健一の訳で読めるのが嬉しい

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「深き淵より」別宮貞徳/訳 『イヴリン・ウォー作品集』 〝時間の移行について望みはあるか〟とリッツはマジシャンに訊かれ、500年後の未来と答える。事故で意識不明でみたロンドンは廃墟となり野蛮化した白人が黒人に支配されていた ユーモア溢れるウォー版タイムマシン! #日本怪奇幻想読者クラブ

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「密告者」中村賢二/訳 岩波文庫『コンラッド短編集』所収 地下活動生活の経験者X氏から、美術品蒐集家は興味津々で話を聞く。アマチュア無政府主義者のお嬢さんが匿う狂信者達の真実。コンラッドはアナキスト達が嫌いだったらしい。

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「棄ててきた女」ミュリエル・スパーク(Muriel Spark,1918-2006) 『異色作家短編集19イギリス篇』所収 短いけど表題作。会社を出たのは六時十五分、なにか大切なものを会社に残してきたような気がして会社に戻ると... 魂か意識の流れか。 この三冊も素敵なアンソロジー #日本怪奇幻想読者クラブ

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「無政府主義者」中村賢二/訳 岩波文庫『コンラッド短編集』所収 食肉製造会社の牛牧場で奴隷扱いされる汽艇の機械工は、バルセロナ出身の無政府主義者だとの噂だが本人は否定する 〝一生を棒に振るには、大した手間はいらない〟と彼が今までを語りだす 絶海の孤島刑務所からの反乱と逃亡に手に汗握る

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「別れられる日」スーザン・ヒル(Susan Hill, 1942-)小野寺健/訳 『20世紀イギリス短編選』下巻所収 孤独な老婆ロスコモンと、まだ先の希望を捨てきれない中年女性バートレットは、一緒に暮らすようになる。 でもバートレットは面倒見が良いロスコモンからやはり離れたがり... 突然の別れに涙する

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「蠅取紙」エリザベス・テイラー(Elizabeth,Taylor 1912-1975)小野寺健/訳 『20世紀イギリス短編選』下巻所収 毎週水曜日の放課後、隣町の音楽教室にバスで通うシルヴィアは、バスの中で怪しい男に声かけられて、でも親切なおばさんに助けられて... シルヴィアは、蠅じゃなくて蝶でしょー

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「ガスパール・ルイス」岩波文庫 『コンラッド短編集』所収 南米を舞台にした中編。チリの独立戦争を回想する将軍が語る、共和派と王党派の闘い最中の英雄譚。寄り添う参謀は超自然的存在か魔女か、妻となるエルミニア。砲身を自らの背中に括り付け、砲台と化すガスパール・ルイスの壮絶な最期!

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