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‍宇宙怪談

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赤く 赤く 光る アンタレスのように

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誰かに見られていると思ったら夏の星座にぶら下がったaikoだった…


宇宙船に乗っている時に背後から「べとっ、べとっ」という濡れたような足音を聞くことがある。この時に「べとべとさん、先へおこし」と言わないとスペースデブリが地球までついてきてしまうことがあるという…


店主はそれなら仕方ないと店の奥から写真を出してきた。 夫婦は写真を受け取り、1枚1枚眺めていたが、ある写真を見たとき手が止まり、顔が真っ青になる。 それは3人で宇宙遊泳している時の写真であった。 暗闇から無数の真っ白いスペースデブリが伸び、子供の脚に絡みついていたのだ…


宇宙旅行中に子供を失った夫婦が、せめてもの思い出にと写真を現像に出すも、なかなか写真が出来上がらない。 夫婦はとうとう写真店へ行き、一体どうなってるんだと問い詰める。しかし店主は顔を曇らせ、写真を出すのを渋る。 私たちの思い出の写真なんだ。写真を渡してくれと妻が訴えると、


「一段積んでは父のため 二段積んでは母のため 三段積んでは国のため」聞こえるでしょう。宇宙賽の河原で子供達がロケットを積んでいるのです。しかし、ロケットが飛び立つことはありません。完成間際に鬼が来て崩してしまうのです。我々にできることは何もありません。こうして手を合わせる他には…


この間のデブリ衝突で見つかったらしいぜ。ここのコロニー建設で人柱にされた人たちの大量の骨が…


そうだ。よく考えたら明らかにおかしなことがあったのだ。異常だ。それだけでAが「違う」ことはすぐにわかったはずなのに。どうして僕は今まで全然気がつかなかったのだろう。 そう…Aは着ていなかったのだ。 宇宙服を。


振り返ると、女が座っていた座席はスペースデブリでぐっしょりと濡れていた。


後ろまで来たメリーさんがスイングバイでどっか飛んでった


「もうだめだ!」と思った次の瞬間、お経の声が聞こえた。そしたら突然身体が動くようになって、俺はすぐにブレーキを踏んだ。間一髪、あと30cmで月にぶつかるというところでスペースシャトルは止まっていた。たまたま近くをスペースお寺が航行していなかったら……と考えると、ゾッとするよ。


ある女性がロケットに撥ねられて上半身と下半身に切断されてしまったんだけど、宇宙の寒さに血が止まって、何分間も苦しみ悶えた末に死んだんだって。一時期その宙域には肘で這って下半身を探す女性の霊が現れたってさ。今は出ないのかって?もう足を見つけたらしいよ。この話を聞いた人の二本の足を…


宇宙にいても日曜の後には月曜が来るんだよ…


ねえ……さっちゃんの話、知ってる? さっちゃんの話を聞いたらね、その夜はバナナの絵を枕元に置いてコールドスリープに入らないと、時空間航空中に手足を鎌で切られちゃうんだよ。


「なぁ、お前気付いてるか」ハンドルを握った宇宙船操縦士が俺に声をかける。ああ、とっくにな。ロケットがカーブを曲がる度に赤い宇宙服の女が見えるのだ。最初は百光年ぐらいだったのがカーブの度に近づいて今は二十光年くらいの位置にいる。俺はあと何回曲がれば地球に帰れるのかを考えていた。


これ友達に聞いたんだけど、宇宙でトイレ行くと、「地球は赤かった?地球は青かった?」ときかれて、赤かったって答えると血まみれになって死んで、青かったって答えると全身の血を抜かれて死ぬんだって!


「スイカを見たら振り向くな」という言い伝えがNASAにはありました。ある日、ミッションの途中に現れたスペースシャトルを見た先輩が「スイカだ!」と叫んだのです。私は頭を下げて待っていたのですが、横を通り抜ける時に見てしまったのです。スイカのようにぱっくり割れたスペースシャトルを。


酔っ払って宇宙神社の祠を壊してしまった翌日、俺達はさすがに気まずくて早々にシャトルへ向かい、無言で調査の準備にかかった。いつも通りに船外へ出発したが、後続のメンバーも今日は無線が少ない。しばらく遊泳すると、突然ありえない気配を感じ…ゾッとした…この宇宙服、俺の後ろに誰か入ってる…


私たちのシャトルと月を繋ぐ、星の数ほどの白く輝く腕たち。


「ガチャガチャガチャガチャガチャ!!」狂ったようにドライバーがロケットの扉の鍵穴から飛び出してきた。思わず俺は尻もちをつくと、男は笑いながら走り去ってしまった…


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