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【公式】プリズンオブドレッドノート

@pri_dre

2O18年より配信予定のアプリゲーム【Prison of Dreadnought】の公式Twitterアカウントです。運営からのお知らせの他、登場キャラクターのスピンオフ小説などを連載します。実況タグ #プリドレ 連絡先:[email protected] ※本アプリは実在しません。

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昨日(昨夜?)急にあれやこれやと呟き、怒涛の勢いでフォローをしまくってしまい困惑された方も多いと思われます。 ですので、簡単ではありますが自己紹介をこちらに書かせていただきましたので、一読いただけると光栄でございます #プリドレ note.mu/pri_dre/n/ne44…


本日の更新はここまでとなります 次回からはアンヘルを主役としたスピンオフシナリオが始まりますので、乞うご期待! 実況やファンアートなど投稿の際は #プリドレ でどうぞ。


そして、次週よりスピンオフシナリオが公開される新規SSRキャラクターの紹介となります! 紫属性のSSR『アンヘル・ウィング』 スキルやスピンオフシナリオのタイトルなどの詳細は、後日公開予定ですが、ひとまずお先にイラストをご紹介! イラストは @fixro2n さんです! #プリドレ

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……ZTS…… ――崩壊列車!―― ――了――


「へえ、楽しみだぜ」 「頼んだぞ……マクドナルド・マーセナル」 「マッドで良いさ、ビジネスパートナーだしな」


「いいだろう。お前にはうちと連携を取ってある異形狩りを倒してほしい」 「異形狩り? 異形狩りってーと人間じゃねーか」 「その異形狩りは違う……彼女の名はアンヘル。アンヘル・ウィング」 「アンヘル……魔術師か?」 「半吸血鬼だ」


「適材適所だって言ったろうが。兎に角、俺は対魔術師相手ならそこそこやれる自信がある。あの魔剣士スラッグともタメはれるんだぜ、俺のマチェット術」 「…………吸血鬼はどうだ?」 「問題ないぜ。吸血鬼なんて魔術師の一派じゃねーか。むしろ弱点がある分、得意だ」


「奴ってのは誰かな? 俺の事を言ってるなら、まあ、失敗だな」 「……」 「オーッと待て待て、切るんじゃねーぞ。話がある」 「……言ってみろ」 「俺をもう一度雇え」 「ふざけるな。二度目があると……」


それというのも、男の懐から鳴り響く携帯電話のコールに聞き覚えがあったからである。 サングラスの男はそれを拾い上げ、応答した。 「はいもしもし?」 「奴はやったか?」


悲鳴と怒声が入り混じり、酒場は一気に伽藍と化した。 そこに至り、サングラスの男はようやっと振り向く。 倒れた殺し屋が三人。トリスケリオンに雇われたのだろうとは男の推測だが、外れでもないようだ。


それでも帽子の男は酒を飲み込む。 足音が近づく。ガンオイルの香り。男は笑う。 「素人が……」 男は呟くと、すでに抜いていたハンドガンをノールックで背後に向けて三発ほど撃ったのだ。


男は酒をちびりと一口。 場末の居酒屋の扉が激しく揺れ動いた。 足音が響く。 観光客のサンダルとは違う重く鉄を入れたブーツの音。


観光客向けの繁華街の一角。 インド人よりも白人の方が多い店に、男は居た。 目深にかぶった帽子に、軍用サングラス。口にはオリーブを突き刺したスティックを咥えている。


…青白い軌跡を描きながらのフルスイングにより、声も無く怪物は夜空を吹き飛び、遠くガンジス川に着水した。 「体洗って出直して来い!」 ツェマはにへらと笑って人差し指で鼻を擦って見せるのであった。


怪物はべたりと夏場の哀れな蠅の如く大剣の腹にへばりつき、その刃は列車の木製の床を砕き壁を裂きながら天井を仰いだ。 僅かのエンチャントが重なったか…


「手前、血生臭ぇんだよ!」 ツェマは担いだ大剣の柄を両手で握り、力の限り大振りにフルスイングをかました。 「ぶっとべ!」


怪物の爪先がツェマのコートを巻こうかという刹那、ツェマは体をすっと反らし、背に担いだ大剣の背に怪物の爪を滑らせたのだ。 「なッ!?」 驚く怪物、ツェマのほくそ笑みは既に呵々大笑と変わる。


「俺の後ろの魔術師を殺したきゃ、まずはこの俺をぶっ殺さなきゃならねぇぞ! 分かったなら、こい!」 雄叫びと共に跳躍した怪物は、くるりと宙で回転しドリルの如くツェマに迫る。 ツェマはしかし、前に進む。


「全ての魔術師を殺す?」 「そうだ!」 「そいつは難儀だなぁ……」 ツェマはにたりとほくそ笑むと下げた大剣をぐるんと回転させながら持ち上げ、肩に担いでみせたのだ。


「憎い……お前ら魔術師が憎いからだ!」 「魔術師に復讐か?」 「ああ、奴らは俺の一族を皆殺しにしたんだ! だから、俺も――」


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