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omoimadou

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浮世離れした夫が2020年末 #進展型小細胞肺癌 になり #がん家族 として苦悩しました。同じ境遇の方と共感できたら幸いです。 直言居士(チョクゲンコジ)と毒舌の間と自覚する私が日々感じた事をぼやきたい&情報が少ない #小細胞肺癌 #転移性脳腫瘍 のリアルを知りたい伝えたいと始めました。2022.8.21 #死別

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私はきっと、 患者家族として表に出してはいけない気持ちを発信している。 誰かを不快にさせてるかもしれない。 けど、同じような悩みや気持ちを抱えている人が1人でもいると今の私は思いたい。 #肺癌 #肺がん #小細胞肺がん #小細胞肺癌 #癌患者家族 #がん患者家族


今でも夫に感謝する機会は多い 小さいこの島国を 大きな国と勘違いしていた 小娘の私に そうではないんだよと 知らず知らずのうちに 教えてくれていた夫 そのお陰で 大人になった私の思考は深まり 視野も広がった 夫の教えが今の私の"糧" 一歩踏み出す勇気をくれている 私は独りだけど 1人ではない


例えは悪いけど #がん家族 の臨終の際の気持ちは 男女や夫婦の別れや離婚時と 似ているのかもしれない 別れを選択した時 どんなに嫌で別れても 最後に良い思い出が 走馬灯の様に去来する 臨終の際もそう 元気な頃を思い出し 悲しみに拍車をかける そんな事を考えていた 人生初の1人で過ごした誕生日


最近仕事でツイていない 身から出た錆と 言われればそれまでだが 少し辛い 母も父も健在 姉妹もいる 親友は少なく知り合いは多い だけど 愛した夫だけは今いない 年々増す周りとの心の距離 それは仕方がないと諦める心 心のバランスが崩れかけてる今 全て放り投げたい だけど それは出来ない板挟み


素晴らしい1日だった日 幸福を感じられた自分に 安心する自分と それを感じた事で この先が不安になる自分がいる きっと 命には限りがあり #死別 という深い悲しみを 知ってしまったからだろう あと何回一緒に過ごせるか 1人帰宅ししばらくすると 恐怖に襲われる 死別3年目 別れの恐怖が増している


一緒にいた20年間 毎年思い出していた 10月1日は夫が初めて私に プレゼントをくれた日 黄色のミニブーケ お互い花には興味ないのに お付き合いが 始まっていた訳じゃないのに 驚く私に夫は 「誕生日 "月" だから」と はにかんだ 重くもなく軽くもなく 何を渡そうか悩んだのが伝わった 愛おしかった


"一生の幸せの量は皆 平等" この考えは20代から変わらない 一生かけて満遍なく幸せな人 乳児期~老年期いずれかで幸せな人 短期間で濃い幸せに会えた人 結局は幸せなんて 気付ける心があるかどうか 「生きていれば幸せな事あるよ」 と言われたけど 十分な幸せを貰ってきたから 今も幸せなんだけどな


#死別 したからではなく 60代で夫が逝ったからでもなく 人生は"生き方"や"濃さ"が 重要だという考えは 若い頃から変わらない 「長生きしたい」と言う事が 美徳とは思わない 「死にたくない」と言い逝く事が 理想とも思わない 私には 「今まで頑張って生きた」 と思える最期の方が 魅力的に思えるから


【ハグ】 相手を抱き包む事 あの日もそう お互いを心配しているから お互いを大切に想っているから 言葉を交わさずに自然とハグをした "どんなエールよりもハグ " その効果は絶大 "幸せの麻薬" とも言われるハグが #がん患者 の免疫力を高め ストレスを軽減してくれるなら 恥ずかしいなんて関係ない

年が明けこれから 入院する方をよくみる 思い出す入院初日 いよいよお別れという時 医師が居るのも気にせず "ハグ"をした 医師は突然の出来事に 顔を赤らめた それを見て "なに赤くなってんの~笑" と夫はからかった #がん患者#がん家族 も 入院は緊張する ハグは最高の薬 安心や癒しをくれる



ステージ4の #癌患者 が 先を不安に思うストレスや #死別者 が抱えるストレスを そんじょそこらの苦痛と 同じスタンスにしてほしくない たまに連絡する長年の友人 私が"体は元気"と返信すると "死別は仕事のストレスと同じ 仕事大変" と返信がくる 嘘でもいい 生きてて偉いと言われれば 頑張れるのに


とれだけ愛していても どんだけ心配していても #癌患者 に対し #がん家族 が我慢ならない時もある もちろん逆も然り 闘病開始した半年後 不安や怒りや悔しさで 壊れそうになった 1人 布団の中で暴れ枕に叫び 浴槽で号泣した そしたら気が済んだ 家族も感情を出していいと思う 並走しているのだから


歩行バランスが悪かろうが 杖や歩行器を使っていようが 車椅子に乗っていようが 義足だろうが 自分の意思で行きたい所へ行ける事は 素晴らしい事 #肺癌 が判明した時 ベランダで夫が言った 「俺はここの景色で終わるのかな」 という言葉 その言葉があるから 物の見え方が変わった だから感謝もできる


夫が大切にしてた置き時計 生前は何十年も動かなかった けど 友人が手を合わせに来た夜 動き出した そしてまた 先月に停止したその時計 夫に纏わる大切な予定があった今日 まさかのリアルタイムに合わせて 動き始めた もしかして合図できる権利を ポイント式で貯めてるのかな とか考えた自分に笑えた


約2年間の #がん患者家族 生活で できるだけ意識していた事 "自分自身を俯瞰する事" そして 選択時は"私が主"でなく"主は夫" ブレると色々な事が 上手く回らなくなる気がした 共倒れはしたくなかった もし 共に心が壊れてしまったら 共に病気で倒れたら 共に無収入になったら 生きるために俯瞰した


出会った頃を思い出した 20年前の春 夫と話すようになり 夏の夫の誕生日に 簡単なプレゼントを渡そうとした事 当日あいにく夫は休みだった そのプレゼントは 肩を落とした私と家に帰った そして その時気付いた "私は夫の事が好きなんだ"と 今朝も その思い出のビル前を通って 仕事に行ってきます


2022年8月21日19時 微笑む夫が旅立った 居ない事には慣れてきたけど 寂しさや恋しさは年々深まる 亡くなる数ヵ月前 毎朝の先祖仏壇のお茶と線香を 「そろそろ止めていいんじゃない」 夫が言った その言葉の"深さ"を瞬時に理解し とぼけて返事をした 今も続けている 愛しい夫にはマンデリンを淹れて


夫が私を 慰めているような出来事が続いた 命日前日 夢では楽しくデートをし 現実では 懐かしいエンジン音に 驚いて振り返ると 長年一緒に出掛けた 同型のCamaroが停まっていた なかなか遭遇しない車 夫の励ましのように感じて 出勤前の更衣室で1人号泣した 私には沢山の思い出がある だから大丈夫


事情があって 夫なし子なし親なし独りっ子 身内に頼りたくない人 入院や就職 契約や緊急連絡 身元保証サービスは 年齢制限があるし 頼める人がいなくなる もし 同じ悩みを抱えた 信頼できる人達で コミュニティ作ったら 助け合えるかもしれない 思いつきで 鼻で笑われるかもしれないけど 切実な問題


あの時も今も 固定した投稿の気持ちに変わりはない あの時も今も ここに居る皆さんが支えてくれている あの頃 #がん家族 として知りたかった 不満はダメ? 我慢は必要? 全脳照射のリスク? 旅行は? 食生活? せん妄って? 死亡率? 転がるように悪化? 私の記録が誰かに役立ったなら 私の糧になる

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手を繋いで歩いていた老夫婦 60代スタッフが 「仲良しですね」と声を掛けた そのご主人が 認知症なのを知っている その上でそう放った もしかしたら 夫婦仲が悪いけど リスクを考えやむを得ず 繋いでいるのかもしれない 配慮がないと感じた #転移性脳腫瘍 も同じ 症状が出ると 目を離すのが怖かった


マイナスな意味合いではなく プラスの思考で "年老いた親との 5年後10年後はあるのか"と 考えるようになった あと何回 一緒に秋を楽しめるかなと すると その限られた時間を 無駄にせず大切に使おうと 意識するようになった だから 伝えたい事も 一緒にやりたい事も躊躇しない お互いのために


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