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3度の飯と本をください/学校図書館司書(小学校) /司書・司書教諭 /読んだ本と学校図書館司書についてつぶやきます /無言フォロー失礼します

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#名刺がわりの小説10選 羊をめぐる冒険/村上春樹 錦繍/宮本輝 氷点/三浦綾子 香華/有吉佐和子 トムは真夜中の庭で/F.ピアス こわれた腕輪(ゲド戦記2)/ルグウィン 王への手紙/T.トラフト 太陽の戦士/R.サトクリフ ザリガニの鳴くところ/D.オーエンズ わたしの美しい庭/凪良ゆう


『呼人は旅をする』長谷川まりる(偕成社) 人と違うことの孤独や苦悩を呼人(よびと)に託すセンスよ。没入し易く、自己投影もし易く、治癒力がある。物語の可能性を高めている。それにしても、長谷川まりる作品はどれ読んでもガツンと面白い。作品の幅も広くて…怖いほどの文才としか。

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『DTOPIA』安堂ホセ(文藝2024秋号) 著者作品の中で1番好き…というか寄れた。南国での恋愛リアリティー番組を傍観していたはずが、違う所に連れて行かれて、また南国に戻るも、読書(視聴者)はもう冒頭の気持ちでは観られない。なのでラスト1行が刺さる。日常では感じ得られない読書体験でした。

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『みかんファミリー』椰月美智子(講談社) 祖母・母・娘の3代×2の6人暮らしは、お互い補い合って頑張り過ぎずの良き関係。家族に性別も人数も型はない、という本質をみせてくれる。 (お供は虎屋の蜜柑餅。求肥に白餡、程良い甘さでした。)

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『わたしはわたし。あなたじゃない。』鴻巣麻里香(リトルモア) 具体事例と解説が秀逸で、他人のバウンダリーを侵害するのはいとも簡単で身近なことだとよく分かり震えた。さらに大人向けメッセージで、「大人の責任」を明示しているのも良い。この本で救われる子もいるだろう。全世代に読んで欲しい。

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『世界でいちばん透きとおった物語』杉井光(新潮文庫) ようやく読んで、なるほど!!と納得。ここまでネタバレなしで楽しめたのは皆様の読了ポストのお陰です。

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2024.10観た映画は2本 『あみこ』 山中遥子監督作品。ピュアで喜怒哀楽激しいあみこは、ナミビアに繋がるものがあった。 『ゲ謎 真生版』 なんだかんだと3回目のゲ謎。やはり鬼太郎父の愛に救われる。

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『村上春樹、河合隼雄に会いに行く』(新潮文庫)の読書会に参加しました。物語を書くことと読むこと、意識はどこにあるのか、暴力とは…心理学、哲学、社会学…井戸を掘るとなにがあるのか…頭をかき回した私の結論は「河合隼雄の器は宇宙規模」。

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『すべての見えない光』アンソニー・ドーア/藤井光訳(早川書房) 第二次大戦下のフランス、盲目のフランス人の少女とドイツ人の少年兵、2人の人生が見えない光に引き寄せられて重なる。時間が前後する構成で、空間を埋めながら読む。終始柔らかく叙情的な文章のおかげで700p完走。優しい余韻も良い。

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「驚異と怪異」展を観に北海道白老町のウポポイへ。世界中の森羅万象にこの世のキワがあると考えておくと、人間謙虚にも強かにもなれそう。図録も手に入れてホクホク。常設のアイヌ文化展示もとても良かった。

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『死の森の犬たち』アンソニー・マゴーワン/尾﨑愛子訳(岩波書店) チェルノブイリ原発事故を受けて残された子犬ゾーヤのサバイバル。必死に生き抜こうとする動物たちの闘いや、放つ野生の臭い、吠える声が伝わってくる。飼い主だった少女の生き方が数年後の縁に繋がるようで、想いの深さが良かった。

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『ヤングタイマーズのお悩み相談室』石川宏千花(くもん出版)Y.A 中学生6人の悩みはどれも共感し易く、ラジオ番組に悩みを投稿することで内省と客観ができている!と各話スッキリの読後感。パーソナリティの大人2人の受けが、良いフィルターになっていた。中学生と20〜30代という歳差が具合良いのかも。

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『小鳥とリムジン』小川糸(ポプラ社) 性行為にまつわる傷と癒し、良い面も悪い面も捉え直す。小川糸さんの3つ目の「生」の物語は「性」を主軸に、愛することが語られていた。しみじみくる読後感。表紙の2人乗りの場面がいいのだ、リムジン(男)が後ろなのだ。

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追悼中川李枝子さん。『ぐりとぐら』『いやいやえん』はなんども繰り返し読んだ。なかでも『ももいろのきりん』には想像力を刺激された。だってももいろのきりんだもの。ずっと好きだったのに、ある時「皮剥ぎにあったの?因幡の白兎みたいに」と友人に言われてからトラウマ。 fukuinkan.co.jp/book/?id=36


『ほんとうの自分』ミラン・クンデラ(集英社文庫) 更年期の症状が出始めた女と4歳年下の男の恋は…大人の余裕などなく、加齢ならではのままならなさが。葛藤というより、迷宮入りの沼落ちがあった。ほんとうの自分なんて、そんな曖昧なもの追求しなくていいや。実存と夢想の境界を見失うから。

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『京都 ものがたりの道』彬子女王(毎日新聞出版) 京都の街はタイムカプセル。古の営みに想いを馳せながら歩く喜びが伝わってくる。京都を横軸にも縦軸にも捉える感性が素敵。護衛がつく街歩きは意外にも楽しそうで、彬子女王のお人柄によるものが大きいのだろう。ああ、空いてる京都に行きたい。

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『おとうとのねじまきパン ずっとむかし、満州という国であったこと』高橋うらら著(合同出版) 原和子さん(2020年87歳で他界)の満州体験記。小学校高学年程度から読める内容で、被害と加害の両面が書かれている。挿絵以外に写真や地図もあり、この本で初めて満州を知るであろう人に紹介したい。

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『ひみつの相関図ノート』ポプラ社 オッドアイの黒猫がナビゲートっぽく見え隠れするアンソロジー。表面だけでは分からない人と人の関係8作。最後の2作にキュッと締められた感じ。8作目のリンゴさん、黒猫の化身かと思った(違う)。アンソロジーは長編苦手な子にも勧めやすくて有難い。

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うちの本棚のハン・ガンは『別れを告げない』『すべての、白いものたちの』。 斎藤真理子さんの『韓国文学の中心にあるもの』からハン・ガン読者になりました。翻訳ありがとうございます。 ノーベル文学賞とても嬉しいです。

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『女の子たち風船爆弾をつくる』小林エリカ(文藝春秋) 主人公は複数の「わたし」。わたしが語る「わたしたちの」戦争。繰り返される言葉の数々が読者を捕らえて戦争が自分ごとになる。広く深く緻密に構成された文体によって、もう被害からも加害からも逃げられない。「わたしたちの」を思い知る一冊。

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『スペルホーストのパペット人形』 ケイト・ディカミロ/横山和江訳(偕成社) 小学校高学年〜 物語が始まり、広がり、芯に集まり、閉じる。この流れに身を委ねられる幸せ。スペルホーストという名前の響きも良い。装丁の青も魅力的。 「完璧にみがかれた小石のような物語(英タイムズ紙)」

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