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白雪姫と王子様

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おうじがパスワード 思い出せないらしく、 垢移行します。 (( @JW_mousou )) これからもよろしくお願いします


《速報》 おうじがパスワード忘れて ログインできませーん( 笑 ) ひめが教えればいい、 と思ったそこのあなた!! ひめも覚えてませーん( 爆笑 ) そんなわけで、 白雪と王子大混乱なう。


麻酔かかったところでフェードアウトにさせていただきます。このあと生きて帰るのかどうするか迷うし妄想でも死ぬのは耐えられない…という白雪たっての希望です( 笑 )いつも読んでいただきありがとうございます!これからも頑張りますのでよろしくお願いします 白雪姫


神山51》俺は生きて帰る、絶対なんてないけど。きっと生きて帰れる、過信するしかなかった。〔10まで数えてくださーい〕1嘘ついてごめん。2これが終わったら告白したる。3初デートはどこがいい?4どうせ海って言うやろな。5視界が霞む。6愛してるから。7待っとけ、よ…?─── End


神山50》あれから、智洋とは会ってない。元気な姿で戻るってあの時言ってたから。それに手紙にも書いてたから。信じて待ってたら、絶対帰ってきてくれるから。手紙、変わらない智洋の姿が浮かぶ。好きだからこそ、待ってる。彼の好きな海で、いつもの場所に通う、熱中症をくりかえした


神山49》そんなわけで俺はまだ、お前のことが好きやねん。手術が成功したら改めて告白さして下さい。えー、手紙に書くと恥ずかしいな…(笑)では!智洋戦って参る!!ばいび〜


神山48》おっす、智洋だす。この手紙を読む頃、俺は戦ってます。まず、お前には謝らなあかんことがたくさんある。別れようなんて嘘やで。好きな子出来たんも嘘。知っての通り、ばあちゃんの入院も嘘や。ごめんな。病気の俺より健康な奴と、って思ってん。けど、俺はそんな大人ちゃうかったわ(笑)


神山47》智洋の口から好きって聞けたから。それだけで、満足やった。久しぶりの智洋。何度も、何度もあたしには智洋しかいないと思わせる。『、すき』好きだから。智洋の本当を、やっと今日聞けた気がする。何度も泣いてごめんね。たくさん、疑ってごめんね。離れたときに、笑った笑顔は一番やった


神山46》「何度言ったらわかるん(笑)好き、やで…?」再びお前の頬を流れる涙を今度は掬い上げるように唇で拭う。1度触れてしまったら止まらなくて。狂ったようにキスを浴びせた。『んっ、と、も…』苦しそうに息をつくお前を無視して、何度も、何度も。好き、好きや…それだけが脳内を占領する


神山45》『そっか、』わからんて言葉に何をいえばいいか分からんかった。そっか、しか言われへんかった。智洋の腕の力が強まれば強まるほど、好きという気持ちが溢れそうで。『もいっこ聞いていい?』「ん?」『あたしのこと嫌いになった?』今更、希望なんてないのに少しだけ腕の力に希望をもった


神山44》「それは、俺もわからん。」治る、と言い切れば治らなかった時に傷付ける。治らない、と言えばまた泣く。正直に伝えるより他はなかった。右手で頬を包み込み親指でそっと涙を拭ってやる。真っ直ぐな瞳に見つめられて、思わず腕に力が入った。ほんまは俺やって離したくないねん。好き、やから


神山43》やっぱり、病気やったんやね。病気やなぁなんて言いながら笑う智洋を見たら、自然と泣いてた。ごめんね、やっぱり智洋見てたら泣いちゃった。また、智洋の胸の中で泣くしかあたしはしていない。智洋にとって、負担でしかなかった。『なおる、それ?』治ってまた一緒に海行こうよ


神山42》「智洋はー、…病気、やなぁ。笑」黙り込んだお前の目には涙が溜まっていて。最期まで泣かせるんやな、俺。ごめん。治る、とも言い切れない。治らないわけでもない。どっちつかずの状況で俺は何ができる?「泣くなって、ほら」抱きついてくるお前を抱きしめることしか出来ないなんて、な…。


神山41》何が本当で、何が嘘なのか分からなくなった。『智洋、病気なん?』見たら分かることなのに、智洋の口から真実を聞きたいから。何故か、ずっと微笑んでる智洋に涙がでそうになる。だけど、泣かないって決めたんだからって自分に言い聞かせた。全部話してくれたらいいのに


神山40》そこからなんて声をかけていいかわからなくて。そのまま、暫くの沈黙。「嘘、ついててごめん」謝らなきゃいけないことはたくさんあった。別れようって言ったのも嘘、他に好きな子が出来たのも嘘、ばあちゃんが入院してるのも嘘。「ほんまに、ごめん。」今更謝って許してもらえるだろうか


神山39》智洋に言われた病室へ向かう。部屋の表札は、神山智洋。智洋の部屋なの?全てを覚悟した。ここで逃げたりしない。『よしっ』もう泣かないって心に決めて、勢いよく扉を開ける。「よっ、」当たり前なんだけども、ベッドには智洋が部屋着姿で座っていた。『やっほ~、』平然を装う事に集中した


神山38》それから俺は入院生活になった。調子が悪いわけちゃう、手術が控えてるって、ただそれだけ。お前が入ってきたらなんて声をかけようか。考えても何も思いつかんからとりあえず待つ。高く響いたノック音、君の黒髪と白い肌が覗く。「よっ、」意外にも言葉はいつもと変わらず出てくるもので。


神山37》あたしには智洋しかいません。改めて、そう感じた。『お見舞い?』「おん」そこにいけば、きっと全てが分かると思った。あたしが知りたいことが全部分かるよね。『うん、行く』何があっても、あたしは智洋しかいないから大好きだから。何も分からないけど、変なことを決意していた。


神山36》「かっこつかんやん?笑」最期くらい、かっこつけたいもんやねん、男って。「もー、なんで謝るん」抱き締めたまま背中を撫でて。顔を覗き込んで。だって…と笑う君。前と変わらない距離。愛しい。「なぁ」『ん?』「今度、ばあちゃんの見舞い、来てくれへん?会いたいって、言うてるから」


神山35》彼の温もりを感じるのは、いつぶりだろう。また、彼を求めてもいいのかと錯覚してしまうから。『智洋、なんで何も話してくれんの、?』いつも一人で抱え込んで、何も話してくれなかった。そんなにあたしは頼りなかったのかな。すぐ泣くから駄目だったのかな。『、ごめんなさい』


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