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Eiji Sakai

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ソフトウェア技術者。Ruby on Rails +Python+機械学習。英語。米国公認会計士試験合格。

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中途半端な改革が抵抗者を増やし、さらに改革を遅らせるというのが、衰退国家が衰退を続ける基本的な動因である。歴史上、そうやって無数の国家が衰え滅んでいった。


例の紙の保険証を廃止すべきかどうかの議論だが、もとを辿ればマイナンバー制度の設計が筋悪だったことに起因している。保守的な空気の中でおこなわれた中途半端な改革が中途半端な結果を残し、ますます改革への反対が増えるという悪循環に陥っている。


私は物事が見えてしまう分、行動に移しにくいタイプなのだろう。でも本当のところ愚直に社会問題に取り組む人たちが一番偉いと思う。そう思いつつそれができないから自分なりの方法を考えている。


私も日本人である以上、日本に住む人たちに対してなにか助けになることをしたいと思っているが、いまは直接この社会を変えるのはいろんな意味で難しいのかもしれない。だからまずは私が個人的に幸せになってそのノウハウをシェアするのがよいのかもしれないとも思う。


日本はいろんな意味で危機的な状況なのだが、表面的には平穏で人々は物事をそれほど深刻にとらえていないようだ。いわゆる「ゆでガエル」状態なのだが、ある閾値を超えたあたりから社会は急激にガタつき始めるのかもしれない。


社会保険料負担はきわめて高い水準に達している。社会保険料を払わない選択肢が存在しない以上、税と同等なのに、税より気軽に増額されたり使途が変わったりしやすいのは問題だと思う。


ミクロ的に見れば日本でも頑張っている人たちはここかしこにいる。そういう人たちの努力が報われないのは見ていて胸が痛む。社会全体を直接変えるのは難しいから、そういう人たちが自分の身を正しく守ってくれることを祈っている。


私は日本政府に期待しない最大の理由は、日本政府は一度始めた政策は間違っていてもやめられないからだ。そうやって誰かのメンツを守るためだけのプロジェクトに税金が浪費されていく。いまやどこを向いてもそんなプロジェクトばかりのように感じる。


人々がハングリーに上を目指さない社会が経済成長するわけないんだよなあ。ごくごく単純な事実。しかし、良し悪しは別にして、経済成長しない場合、同じ場所にとどまることもできず、ずるずると貧しくなっていく。その状態を受け入れられる人もまた少ないのも事実。


日本の職場では怠惰が巧みに偽装されている。リスクを取って新しいことに挑戦していない。ある種の立場の人たちにとってはそれは仕事をしていないこととイコールなのだが、一見そういう風には見えないようになっている。


資本主義社会では、リスクを取って挑戦する人たちが報われる。リスクを恐れ、成長より安定を選べば、じり貧の生活が待っている。日本人は安定を選んだので、日本経済が長期低迷しているのも、やむを得ないことではある。


企業が本当に営利を目指しているなら、従業員が熱意を持って働けるような人事制度をつくるはずだが、日本ではそうなっていないように見えるのは「首を切らず減給もせず安定して雇用し続ける」ことが最重要視されているからだ。「成長より安定」を日本人は選んでいる。


日本では「一生懸命働こうが働くまいが結果は同じ」と人々は信じていて、いかに手を抜いて働いている風を装うか競っている状況。かつて社会主義的な計画経済の国がダメになったときと同じ轍を踏んでいる。日本経済が冴えなくなったのは、優秀な人たちが本気で働いていないからだろう。


英語圏の動画を見ると「どうしたら同僚に差をつけて出世できるか?」みたいな指南動画が大量にアップロードされているんだよね。日本語圏ではそんな動画見たことがない。日本では「出世しても給料はさして上がらず面倒ごとが増えるだけ」という人が多い。


Eiji Sakai Reposted

米中テック企業を始め世界のEVメーカーはソフトウェア指向で優れたUXを提供することを目指してEVを作ってるが、日本メーカーはどこまで行ってもハードウェア至上主義で、良いパワートレインや良い電池を作れば無条件で売れると思ってるからそもそも勝負の土台にすら上がれてない。


私がトヨタ以外の固有名詞をあまり出さないのは、トヨタでさえ危ういのだから、他の会社はいうもがなだからである。財務的に言って危機が訪れるのはトヨタが最後であろうとは思う。


日本人の認識ギャップの最たるものが、今後の日本の自動車産業の行方で、ついその話が多くなる。このままでは近々、日本は基幹産業を失うことになる。もう回避するには手遅れで、起こることが前提の対応策を探らなければならない段階だと思っている。


日本人がより正確に現実を把握して危機意識を正しく持つようになったら私はもういま話しているようなことをTwitter上でつぶやくことはしなくなると思う。早くそういう日が訪れると良いのだが。


私は近年Twitter上では「日本経済嘆き芸人」みたいになってしまっているが、本当はもっとポジティブなことも話したい。ただマスメディアをはじめ日本のリーダー層の危機意識が足りないことがどうしても気になってついそっち系のことをつぶやいてしまう。


日本の自動車メーカーは内燃機関車を可能な限り長く売って、EV移行は最後の最後にするつもりのようだ。教科書的な「イノベーションのジレンマ」状態なのだが、ここまで振り切るのはむしろ清々しい。この手の企業には急激な業績悪化が起こって次の時代に生き残れないことが多いのだが。


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