イチイチノ
@ichiichino「本当にいいものは隠れている。だから自分で探さないといけない。自分でいいと思ったものを信じてそれを追いかけるんだ。」とのある方の言葉が好きです。(笑)…
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『天国への登り方』…書かれていることの内側に閉じこもるのでなく、笑いとユーモアも伴う人間性豊かな演じ方(役者の力)が、書かれていることを相対化しつつ、その奥深さを発展させている。だから観る側の創造力・想像力が圧倒的に膨らんだ。
『天国への登り方』…初演が第一部、再演が第二部。初演&再演での趣深き総合作品と感じつつ。初演・再演も同じ役を演じた方の熟成、初演とは異なる役に取り組んだ方の確かな存在感。発する言葉と台詞なき立ち振舞いに心鷲掴みされた。
「入管収容所」…我が敬愛する井上氏の演じる国家キャリアが本作全体に強烈なワサビを醸し出す。自分はこの役に一番に何故か心動いた。そしてラスト近くのあの場面にて台詞発せぬ井上氏のあの姿に物凄く我が想像力が膨らんだ。
「入管収容所」…観劇したというよりは、舞台と客席が融合した化学反応下の…時空を超えた2時間40分の世界を体感。そう体感という2文字をこれほどに感じれる演劇はなかなかない。演劇でしか伝えられね演劇の更なる可能性を具現なり。
ガレキの太鼓「没愛」…個性豊かな6人の役者が発するパワーが絶妙に絡み合い、今まで私が観たことのない演劇の醍醐味と楽しさを伝えてくれた。本作品ならではのブラックな世界観&笑い、そして疾走感(生きてる感)にも大いに心動く(^^)
アマヤドリ「解除」…ワタナベさんの発する数多き言葉&クールな表情は圧巻。それを受ける相葉るかさんの台詞なき振る舞い&言葉も圧巻。そこに絡む徳倉マドカさんの存在感が実に絶妙で三人会話劇ならではの奥深さを醸し出す。と2回観劇してあらためて思う。
アマヤドリ「抹消」…8月に2回観劇した時からの熟成三人会話劇を超実感。会話と会話の絡みかた&間(ま)がより絶妙に自然体となり。だから三人の相違もよりクリアとなりと感じています。本当に3回観劇してよかった(^^)
あやめ十八番「空蟬」…楽日観劇2回目。一昨日夜観劇からの芝居全体の熟成を凄く感じた。個々の役者と演じる役の一体感が更に進化にて芝居全体がより面白く。だからカーテンコールでの自然発生な総立ちが生じ、感動的な展開になったのだと思う。
あやめ十八番「空蟬」…時空を超えた破天荒さの中に、あやめならではの「粋」が様々に包含されてるを実感。その「粋」から滲み出るあやめ特有笑い的部分が実に絶妙で、何故かあやめ特有の刹那も醸し出す。日曜にリピートします。
アマヤドリ「解除」…先に上演の抹消との表裏一体感、何故にタイトルが抹消、解除なのかも自分なりに受け止めた。両作品は月に2回程度にて毎月ロングランすると更に面白き深くの会話劇になると思う。
アマヤドリ「抹消」…初日一昨日からの進化を実感。三人の役者の台詞なき振る舞いが芝居全体に溶け込み、だから発せられる各人の言葉が超自然体。だからコメディ的には微笑みつつ、後半のシリアスに転換の流れが実に絶妙に初日以上に熟成、
アマヤドリ「抹消」…三人の役者の存在感が絶妙に絡み合う展開の中から、ブラックコメディ的なものが随所に伝わり、一方生身の人間の本性がジワリ炙り出されるも幾太に感じた。旨く表現出来ないが、何故に抹消というタイトルかがわかる気がした。
流山児事務所「黒塚」…古典を基調に同劇団ならではの個性を絶妙に融合させたに酔う。趣深き照明が全ての役者の存在感をより醸し出す。塩野谷正幸&伊藤弘子の魅力をあらためて実感しつつ、山丸莉菜って本当にいい役者になったなあを強く思い。役者流山児&小林に大拍手。
劇団競泳水着「グレーな十人の娘」…楽日16時観劇し初日観劇からの進化・熟成を凄く感じた。役者の存在感と演じる役の一体感が深まり、また演じる役者間の距離感がより絶妙になり、本作の密室劇ならではの趣深くをより体感。だから小角さん、橘さん、ザンさん演じる役への思いも深まる。
劇団競泳水着「グレーな十人の娘」…芝居の面白さは不条理な展開、不条理な会話劇はまさに芝居の真骨頂との思いを強く得た。その中で2年弱ぶりの舞台の小角まやの存在感には特に心ひかれつつ、彼女と橘花梨のやりとりにさら心動く。
「プルーフ/証明」…BACの順で観劇。思うに本作を2バージョンで公演はあるだろう。でも3バージョンでを体感はめったに出来ぬ機会。異なる趣深き3つに出会うと登場人物への思い入れ深まり…我が心の中では目には直接見えぬ第4のプルーフが展開されている。これぞ演劇の醍醐味。
「プルーフ/証明」…BAに続きC観劇。演者全員の化学反応にて、演者のまなざしに映った他演者、他演者の心に映った演者、この双方が小生にジワジワ胃に染み入る。そして福島第三部で小田真理を好演した柴田美波さんに注目してたが見事に彼女ならではのキャサリンを体現。
「プルーフ/証明」…昨日Bに続きA観劇。コメディ的要素も演じる大原研二氏が…新たなロバート像を提示。それが他の役者への化学反応も引き起こし。本作のヒューマニスティクな心情をより伝え。一方舞台後半の緊張感ある展開をより際立たせた。大内、大塚、宮地も趣深く愛しき。
「プルーフ/証明」…今日から3日間連続B→A→Cの順で観劇。これぞ本作観劇の醍醐味と確信の小生なり。そして本日のBは役者の発する硬軟双方の言葉から演じる役の体温の伝わるに心動く。ドラムのみの音楽は役者の鼓動の如くに、ビアノ交えた音には台詞にできぬ愛しさを感じた。
小沢道成ひとり芝居「鶴かもしれない2022」…楽日は初日以上に熱い拍手下での3回カーテンコール&超自然体の観客スタンディング。これぞ今回の熟成高きの賜物。これに応えて舞台で語った小沢氏の言葉は愛しき。彼のライフワークとしての更なる再演を期待。
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